【4年】校外学習「青山忠誠の足跡をたどる」

2月1日、大雪で延期になった校外学習に行きました。

鳳鳴高等学校の前身である私立篠山中年学舎をつくった『青山忠誠』の足跡をたどるとともに、2学期に学習した文化財『鳳鳴酒造』を見学させていただきました。

春日神社です。私立篠山中年学舎の石碑を確認し、みんなで忠誠の「学舎は焼くとも教育焼くな」の言葉を唱えました。能舞台を覗き見たり、昔話にある絵馬を見たりもしました。

鳳鳴酒造で酒蔵を見学させていただきました。酒造りの昔の道具も置いてあり、酒造りの歴史や、お酒の材料・作り方などをクイズを交えて楽しく、分かりやすく教えていただきました。昔ながらの建物を受け継ぐことで、その歴史や人々の思いを今の人に伝えておられることも教えていただきました。

大正ロマン館前で記念写真。ここは、篠山町役場だったそうです。

青山歴史村では、たくさんの版木(教科書を刷るためのもの)を見て、篠山藩が教育に熱心だったことが分かりました。デカンショ館ではビデオを見たり、デカンショ節を歌ったり踊ったりしました。青山忠誠が東京に呼び寄せた学生たちが踊って、関東でデカンショ節が有名になったそうです。

最後は、篠山城址と青山神社に行きました。青山忠誠は篠山城の殿様の子どもでしたが、明治の時代になり、篠山の若者に素晴らしい人になってほしいと、教育に力を注ぎました。忠誠のはたらきをたたえた大きな石碑が建てられていました。

28人みんなで行くことができてよかったです。篠山のためにがんばってくれた人がいたことや、歴史ある篠山の町に誇りをもってほしいです。