4年生の親子活動が、9月22日(金)に行われました。聴覚障がいの方とその手話通訳をしてくださる方に来ていただきました。手話についてはもちろんですが、生い立ちのことや苦労されたことみんなに知ってほしいことなど、たくさんのことを教えてもらいました。
親子での自己紹介は、子どもたちが自分の苗字を事前に学習していたことをお家の方に伝えながら、グループ交流も行われました。名前は全て指文字であらわすのかと思っていましたが、漢字や意味で表現するのが一般的だそうです。小田→小さい・田んぼの田 を表す手話表現をします。また、手話歌「世界に一つだけの花」を教えてもらいました。音のない聴覚障害の方にとっては、「歌」は難しいのだそうですが、言葉の意味を手話表現で教えていただき、改めて歌詞の良さに気付かされるところもありました。とてもあたたかな、優しい時間をみんなで過ごすことができました。
学級委員さん、お世話になりありがとうございました。
子どもたちの感想(一部抜粋)
耳の聞こえない方に手話を教えてもらいました。出会う前は、どんな人だろうと興味がありました。私は、その方に出会うことで、手話が耳の聞こえない人にとって、とても大事だという事が分かりました。
耳の聞こえない人に町で話しかけられたら、にげないでえんりょしないで話をしてほしいとおっしゃっていました。ぼくもこれからは、話しかけられたら勇気を出して話を聞きたいと思います。
ぼくは、見て、感じて、知ることが大切だと思いました。みんながありのままでいるために、相手のことをよく知って自分なりにできることを考えたらいいと思いました。